自己意識研究会は、1985年(昭和60年)に「山田が丘セルフ研究会」として 大阪大学人間科学部を会場として発足しました。当時のメンバーで書いた本が、
    梶田叡一編『自己意識の発達心理学』金子書房(1989)
    梶田叡一編『自己意識心理学への招待』有斐閣(1994)

として出版されています。まさに、「自己」に関する様々なテーマが議論されてきました。 山田が丘セルフ研究会は、梶田叡一先生が大阪大学人間科学部を出られる1994年(平成6年) 8月まで続けられました。

梶田叡一先生と私、溝上が京都大学へ移った後、しばらくの期間をあけて、1997年(平成9年) 1月より再開したものが「自己意識研究会」です。名称も一新し、新たに再出発をしました。主に研究会のメンバーで書いた本も、
    梶田叡一編『自己意識研究の現在』ナカニシヤ出版(2002)
    梶田叡一編『自己意識研究の現在2』ナカニシヤ出版(2005)

として出版されています。  

文責:溝上慎一

 

 

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 ※所属は当時のものです。
 第59回 2011年11月6日 有光 興記(駒澤大学文学部)
「自己意識的感情研究の射程」
 第58回 2011年8月15日 杉浦 元亮(東北大学加齢医学研究所)
「自己3層モデル-脳画像研究からの提案-」
 第57回 2011年5月29日 中谷 陽輔(同志社大学大学院文学研究科)
       「アイデンティティ研究の基礎理論と臨床実践のはざまで」

 第56回 2011年2月20日 国際シンポジウム「学校から仕事へのトランジション-学校教育における自己形成の到来」(京都大学高等教育研究開発推進センター共催)
・基調講演:James Côté(Western Ontario大学教授、カナダ)
「後期近代におけるアイデンティティ資本―ソフトスキルと教育から仕事へのトランジション-」

・パネルディスカッション
乾 彰夫(首都大学東京人文・社会系/東京都立大学人文学部教授)
 「後期近代における〈学校から仕事への移行〉とアイデンティティ―エイジェンシー・ストラクチャー・コミュニティ-」
浅野 智彦(東京学芸大学教育学部准教授)
「多元化する若者の自己とアイデンティティ資本」
溝上 慎一(京都大学高等教育研究開発推進センター准教授)
「青年期発達としてのアイデンティティと資本としてのアイデンティティ」

 第55回 2011年1月22日 佐藤 德(富山大学人間発達科学部)
      「自己を自己たらしめる感覚はいかに成立するか?」

 第54回 2010年12月18日 小松 孝至(大阪教育大学教育学部)
       「「他者が感じ取る」ものとしての「自己」 ― presentational selfという考え方の提案」

 第53回 2009年8月29日 ヒューバート・ハーマンス(the Radboud University, Nijmegen) アクナスカ・ハーマンス・コノプカ
       特別ワークショップ「自己対面法の実習を通して対話的自己論を理解する」

 第52回 2009年5月24日 岡山 季光(奈良保育学園)
       「青年期における「居場所」の理解」

 

 

 第51回 2009年2月8日 北澤 晃(富山福祉短期大学)
       「学びの過程における相互行為分析からとらえた<自己>の成り立ち」

 第50回 2008年4月27日  村澤 和多里(作新学院大学人間文化学部)
       「弁証法的プロセスとしてのアイデンティティ」
 第49回 2007年12月23日  小島 康次(北海学園大学経営学部)
       「「自己」の産出性と位相性をめぐる諸問題」
  第48回 2007年10月21日 金川 智惠(追手門学院大学経営学部)
「Meadを工学す-適応的対人行動の心的資源を自己意識から探る-」
  第47回 2007年8月11日 鈴木敏昭(四国大学生活科学部)
「クオリアと自己-クオリア=感覚の成立の謎という認知神経科学のHard Problemと「<私>という謎」(Harder Problem)との関連-」
  第46回 2007年6月16日 杉浦 健(近畿大学教職教育部)
「自己の循環的な性質-因果の心理学から循環の心理学へ-」
  第45回 2007年3月21日 片桐 雅隆(千葉大学文学部)
「認知社会学の構想と自己論」
  第44回 2006年7月1日 浅野 智彦(東京学芸大学)
「物語論からみた<主体>論」
  第43回 2006年5月20日 家島 明彦(京都大学大学院教育学研究科)
「模範・反面教師として挙げられた人物モデルから見る理想自己の諸相」
浦田 悠(京都大学大学院教育学研究科)
「青年期における人生の意味への問いをめぐって」
  第42回 2006年1月6日 溝上 慎一(京都大学高等教育研究開発推進センター)
「個別具体-全体次元の「私」の往復運動による自己形成ダイナミックス」
  第41回 2005年7月16日 酒井 恵子(大阪工業大学)
「価値志向性の測定における認知主体の問題-誰が見た性格か-」
  第40回 2005年5月14日 堀内 孝(岡山大学文学部)
「社会的認知における自己研究の動向」
  第39回 2005年2月19日 熊野 道子(甲子園大学大学院人間文化学研究科)
「生きがい形成モデル作成の試み-時間的側面と状況的側面から-」
  第38回 2004年12月23日 小塩 真司(中部大学人文学部)
「自己愛パーソナリティ研究の展開」
  第37回 2004年6月19日 杉村 和美(名古屋大学学生相談総合センター・発達心理精神科学教育研究センター)
「アイデンティティ発達における移行の問題」
  第36回 2004年3月28日 平野 信喜(聖カタリナ女子大学)
「人格貼付論からみたカウンセリングと人格のあり方」
  第35回 2004年2月7日 岡村 季光(奈良保育学院)
「青年期における『居場所』の意味」
  第34回 2003年12月20日 岡本 祐子(広島大学大学院教育学研究科)
「アイデンティティ生涯発達理論の射程と展開」
  第33回 2003年11月8日 鳥丸 佐知子(大谷大学非常勤講師)
「抑うつに関する非臨床アナログ研究の意義と課題-自己関連付け処理課題による検討-」
  第32回 2003年7月19日 水間 玲子(奈良女子大学文学部)
「我々の意識における自己の問題」
  第31回 2003年5月24日 鈴木 敏昭(四国大学)
「「自分」をめぐる心理学-自己意識心理学概説-」
  第30回 2003年4月12日 梶田 叡一(京都ノートルダム女子大学)
「生き方意識を探る-実存的自己意識研究のために-」
  第29回 2003年2月22日 谷 冬彦(神戸大学発達科学部)
「エゴ・アイデンティティ研究の新たなる展望-エリクソニアン・パースペクティヴ-」
  第28回 2002年12月21日 西隅 良子(京都大学大学院教育学研究科)
「他者との関係性において形成される主観的幸福感-「この人が幸せなら私は幸せ」か?-」」
  星野 命(京都女子大学大学院家政学研究科講師・国際基督教大学名誉教授)
「文化の中の自己・自己の中の文化-意識することの難しい観点と課題-」
  第27回 2002年11月30日 山田 剛史(神戸大学大学院総合人間科学研究科)
「大学生にとって自己形成とは何か?-現象(対象)の捉え方と接近法から考える-」
  第26回 2002年10月26日 森岡 正芳(奈良女子大学文学部)
「初心:主観性の創造的回復-カウンセリングの場における自己と経験-」
  第25回 2002年7月20日 杉浦 健(近畿大学教職教育部)
「人はなぜ変わることができるのか?-生涯発達における「転機の語り」の役割について-(第2部)」
  第24回 2002年6月29日 杉浦 健(近畿大学教職教育部)
「人はなぜ変わることができるのか?-生涯発達における「転機の語り」の役割について-(第1部)」
  第23回 2002年4月20日 串崎 真志(同志社女子大学生活科学部)
「心理療法における日常性と異界」
  第22回 2002年3月2日 渡辺 恒夫(東邦大学理学部心理学研究室)
「<自我の発見>の再発見-自我体験研究の展開と展望-」
  第21回 2002年1月19日 橋本 朋広(大阪大学大学院人間科学研究科)
「世界のなかの自己―沖縄の神人との関わりから学んだこと―」
  第20回 2001年12月15日 金川 智惠(甲子園大学人間文化学部)
「自己概念の「非一貫性」の適応的意味について」
  第19回 2001年9月29日 小林 亮(京都光華女子大学人間関係学部)
「異文化適応におけるセルフ・エスティームの役割-日欧の交換留学生における集団的自尊心の比較-」
  第18回 2001年7月28日 溝上 慎一(京都大学高等教育教授システム開発センター)
「大学生固有の意味世界をどう表現するか-Dialogical Selfからポジション理論へ-」
  第17回 2000年3月11日 梅垣 武(大阪大学大学院人間科学研究科)
「記憶と自己-kotre,J. White Gloves-How we create ourselves through memory-をめぐって-」
  第16回 1999年12月18日 星野 命(京都女子大学家政学部)
「オルポートの自己観と20答法」
  第15回 1999年9月25日 田中 道弘(常磐大学大学院人間科学研究科)
「文化と自己-日本的自尊心の基礎研究-」
  第14回 1999年7月17日 尾崎 仁美(大阪大学人間科学部)
「青年におけるこれからの生き方研究-これまでの問題点を整理して-」
  第13回 1999年5月8日 下田 浩子(京都大学大学院教育学研究科)
「サポート理論と自己との関わり-シミュレーション実習の効果-」
  第12回 1999年3月12日 溝上 慎一(京都大学高等教育教授システム開発センター)
「青年心理学とセルフ心理学の接点と方向性」
  第11回 1998年7月22日 山口 恒正(近畿民俗学研究所)
「「自分」と「自然(じねん)」-「おのずから」と「みずから」-」
  第10回 1998年5月23日 金川 智恵(甲子園大学人間文化学部)
「自己概念のregulatory functionについて」
  第9回 1998年4月11日 辻 平治郎(甲南女子大学文学部)
「パーソナリティの5因子理論」
  第8回 1998年2月28日 森岡 正芳(奈良女子大学文学部)
「ナラティブ・セルフ(narrative self 自己の物語)について」
  第7回 1997年12月20日 梶田 叡一(京都大学高等教育教授システム開発センター)
「アイデンティティの基礎をめぐって」
  第6回 1997年11月15日 尾崎 仁美(大阪大学大学院人間科学研究科)
「自己の観点から生き方研究にせまる」
  第5回 1997年9月27日 杉浦 健(近畿大学教職教育部)
「スポーツを通したパーソナリティ発達-考え方の質的転換がもたらすもの-」
  第4回 1997年8月30日 上田 恵津子(大阪大学人間科学部)
「self-focusと「他者」」
  第3回 1997年4月26日 大橋 一弘(大阪大学大学院人間科学研究科)
「関係性の主体性」」
  第2回 1997年3月8日 水間 玲子(京都大学大学院教育学研究科)
「自己変容を求める心理-理想自己及び自己嫌悪感の調査を通して-」
  第1回 1997年1月27日 溝上 慎一(京都大学高等教育教授システム開発センター)
「日本人にとっての「自己」とは-適応と主体性-」